若い人、がんばれー!って思うんですよねぇ

毎日いろいろあります。

一昨日の朝、目覚めて歯を磨きに洗面へ行った時、鏡でなにげに自分の顔を見たら、

眉とまゆの間に、節足動物の脚のようなものがくっついていました。

その後、鏡をのぞくと、小さな赤いシミみたいなものが出来ていたので(普通にシミじゃないの?っていう声も聞こえてきますが)、たぶん蚊の類か脚がいっぱいあるやつか・・そんな感じのやつが顔を這ったのだろうと想像して吐きそうになっています。

 

そんなことではなくて~

 

5月・・もう5月・・月日の経つのはめっちゃ早いです・・歳のせいなのかなぁ・・

この間やっと春になった気がするのに・・

一日いちにち、大事に過ごさねば、本当に、あっという間に健康寿命を過ごしてしまいそうです。

 

この頃おもうことがあります。

なんでもやっておいて損なことはないということです。

もっと言えば、どんな経験もやがて自分の身になっていることに気が付くということです。

この歳になって初めて気が付いたことです。

 

最近、お花を生けたり、いけたお花の養生(父がそんな風に言っていたので・・お水替えや茎の傷んだところをカットしたりする、いけた後の面倒のことです)することが日課になっており、そんな折、あーお花を習っておいてよかったなぁ~。お花を習う機会を与えてくれたすべての人に感謝!とよく思うようになったので、こんなことを感じ、発表しています。

 

生まれてずっと岐阜の田園が広がる地域で結婚するまで過ごしていましたし、親も昭和の初めのころの生まれの人なので、最初は、親の勧めで、お茶とお花は学生になってからの必須の習い事と決まっておりました。なんとなくやり続けて5~6年、結婚してご縁があり、お客様のところにお花のお稽古場があったのでお花をまた習うことになり、素敵な先生だったので先生と離れたくなかったのもあり、そこでも5~6年お世話になって、<あー楽しかったなぁ~今思うと、良い時間だったなぁ~>って。まずその思い出が宝物になったこと。

 

時間のやりくりが下手なので、仕事をはじめてからお稽古やめてしまったけれど、このところお花と向き合う時間が増えて、手が勝手にササっと動いてくれるので、体が覚えているっていうのはこんな感じで、お花を生けおえると、できた~!と、なんだかうれしくて。こういうのが身になるっていうことなんだ!と思えたのです。

 

いま、

こんなことしていても、時間がただ過ぎていくだけだ!とか、こんなこと勉強しても、将来なんの役にたつのか!とか、疑問だったり不要なんじゃないか・・とか悩んだりしている人もいるかもしれません。それが公序良俗に反するようなことだったら別だけれど、たいていのことは、やっておいて損なことはないということ。損得ではないかな。経験は自分を作ってくれる大切なソースだということを、迷い苦しんでいる人に、ぜひ分かってもらいたいなぁと思ったのです。

勉強も、お仕事も、人と話したり付き合ったりして理解しようとすること、旅行も読書も、映画鑑賞だって、なんでもです。

 

若い人には、くじけずに、今の環境の中で、できることを存分にやって、時間をぎっちりミッチリ、濃いものにしてもらいたいなぁと、おばちゃんは(おばーちゃんは・・か)思うわけです。